とても貴重でかつお石が美しいリングですので、まず気付いた瑕疵を先にお知らせ致します。　フクリン留めに小キズと変形があり、リングの下部に少し平坦な部分があり、周囲のドットの模様に１ヶ所燻しがとれている部分があります。　それらを全て打消してしまうのは、何よりも美しいラブラドライトです。　ただの藍色のお石のようですが、角度によりモルフォ蝶のように美しいブルーと花びらのような褐色が現れます。　幻想的で、着けていて見飽きません。　その上　カンパニーマーク、シルバー含有量の刻印から、１９１５年から１９２７年頃に生産されたお品であることが分かります。　ほぼ大正時代のリングと考えますと、いかに大切に扱われてきたのかと感慨深いです。　サイズは ５３ ですが、デザイン部分が大きいので、着け心地は日本サイズで １２号 ほどです。