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Vivianna Torun の作品、お石等について
Vivianna Torun とその作品について
Vivianna Torun Bülow-Hübe は 1927年スウェーデンに生まれ、工芸美術大学で学び、1951年には工房を開きました。 後パリ、リビエラに移り、彫刻的なネックリングをはじめ、シンプルでフレキシブルかつメッセージ性のある多くのジュエリーや時計を発表して、様々な分野のアーティストを魅了したことは広く知られています。 その後、ジョージ・ジェンセンのアーティストの一人となり、 1969年には、あまりにも有名なメビウスのブローチを発表しました。 ジョージ・ジェンセン工房創立100周年の2004年に亡くなるまで、幾多のデザインをジョージ・ジェンセンに提供し、トールンと呼ばれ、作品に加えその生き方も人々の心を深く捕えました。 一方、後半生の25年間はインドネシアでくらし、工房を開き、かの地で職人を育て上げました。
当店の販売している Vivianna Torun の作品は、ジョージ・ジェンセンの商品ではなく、Vivianna Torun の生前から長く作品を生産し、亡き後はそのデザイン、技術、原型を忠実に踏襲した Vivianna Torun 工房の作品となりますので、 ジョージ・ジェンセンのショップでは手に入らないものばかりです。 昨今、Vivianna Torun 工房では、ジョージ・ジェンセンの商品に似ているアイテムは生産中止を余儀なくされましたが、 これはとりもなおさず Vivianna Torun 工房の作品は Vivianna Torun 独自のものであることの証しであり、ジョージ・ジェンセンのショップでは入手できない、ということを意味しております。 (※ 当社は、Vivianna Torun 作品の販売、画像の掲載について、Vivianna Torun のご遺族の許可を得ております。)
Vivianna Torun 作品のお石、シェルについて
国際的女性ジュエリーデザイナーの先駆者であった Vivianna Torun は、既成の概念に捕らわれないデザインは言うまでもなく、 飾り石として斬新な素材を使うことでも記憶されるべきアーティストです。 アメシストやクォーツなどの半貴石も用いましたが、海岸で拾った小石や木、ガラスも全く同様に扱っていました。 下に記載した素材のお石、シェルは、自然にある美しいもの、身近にある魅力あふれるものを発見し、それをジュエリーに取り入れる、Vivianna Torun らしい価値観の現れであると言えます。
お石、シェル にはキズのように見える箇所がある場合もございますが、目立つものではなく、天然の石、シェルの持つ特性です。 また、デザイン性を高める為、あえて、おうとつのある部分を使うこともございます。
Vivianna Torun 作品に使われている主な素材の説明
出来上がった ”小石のネックリング” を
ピカソに賞賛される Vivianna Torun
(1955年)
- Mother of Pearl (MOP) 真珠母貝 (白蝶貝)
- Paua Shell パウア貝 (アワビの仲間)
-
Blacksheen Obsidian ブラックシーン オブシディアン
(黒曜石の仲間) - Coral Fossil 珊瑚の化石 (石英化したもの)
- Zebra Jaspis 縞模様の碧玉
- Silver スターリングシルバー (シルバー925)
Vivianna Torun 作品のお箱について
当店で販売している Vivianna Torun 作品は、全て下の画像のようなロゴが付いたお箱に入れてお届け致します。